Bon voyage 旅好き!本好き!暮らし好き!

日々の暮らしから趣味の個人手配旅行まで

旅好き!暮らし好き!本好き!の40代の二児の母です。 個人手配旅行は、計画段階から楽しい! 日々の暮らしのつぶやきや読んだ本の感想なども綴っています。

「日記の魔力」

日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える

来年のスケジュール帳は、念願のほぼ日手帳にしました。

ずっと使ってみたかったこの手帳、

1ページもある空欄に、どんな風に記録しようかなと思っていたところ

この本に出会いました。

 

心に留めておきたい箇所

なぜ日記はつづかないのか

・日記は「書くもの」とであると同時に「読むもの」である。 

  効果的な書き方と読み方を知らない。

・日記は、日々の記録である。感想を書く必要はない。

  人生というのは、レーダーもGPSも搭載していない船で

  大海原を渡るようなもの。

  日記が人生の羅針盤になる。

 

忙しい時ほど日記をつけなさい

・生活は豊かになったのに、日々の仕事に時間を取られ、

 精神的には満ち足りないものを感じていた著者。

 記憶力にも陰りが出始めたころ、

 「問いのプール」(意識としての問いの保管場所) 

 としての日記を始めた。

 

日記をつけると「使える時間」が増える

・日記は自己管理ツールである。

 仕事は前にも増して忙しくなっているのに、

 やりたいことを使える時間、自分のために使える時間は確実に増える。

 人生の主導権を握ることが出来る。

 

行動を記録すると何がわかるのか

・自分が思っている「自分」。それは真実の「自分」ではない。

 セルフイメージが作っている「自分」であり、

 その最大のものが「親の言動」の影響で、あるべき自己、

 つまり理想的な自己像を

 セルフイメージにしてしまう。

 自分が何者であるかを知るために、日記をつける。

 

すべては肯定から始まる

・日記によって、事実を肯定(ありのままの自分を受け入れ)し、

 自分を客観視することが出来て、

 現実に即したものに、セルフイメージを修正し、

 本当の自己を発見する。

 

未来をつくるために書く   

・過去の思い出を書き残すためではなく、

 自分の未来をつくるために書く。

 夜に日記を書くとどうしても過去に焦点がいってしまうため、

 一日の始めに書くと、昨日という日を踏まえたうえで、

 今日これからの人生をどう生きるかという視点が生まれる。

 

日記は、日々を克明に意識する試みである

・「人はなぜ生きているのかと考える前に、

  自分は今、生きているじゃないか、

  ということを自覚することが大切だ」

 日々生きていることを明確に記録していく日記が、

 逆になぜ生きているのか、

 何のために生きようとしているのか、

 という哲学的「問い」の解答を導き出せる。

 答えを見つけるために考え抜くには、

 自分の意識の方向性を明確にすることが必要。

 日記はその方向性を教えてくれる。

 

感想をかくのはやめる

・感想がないと日記を書くのをやめてしまう。夏休みの絵日記と同じ。  

 一日、二日と間が空き、結局は書かなくなってしまう。

 もちろん何かに感動したときや忘れたくないことは書くが、

 あくまで行動記録中心。

 

マイナスはダメ、プラスの言葉を使う

・日記で一生懸命内省しても、人は変わらない。

 「あれをやっておけばよかった」ではなく、

 「今日からはこれしよう」と

 具体的な計画を書いていく方が効果ははるかに高い。

 具体ということの中心は、肯定することにある。

 

うまく書くことよりも大切なこと

・私たちは作家ではない。

 人に読ませる必要もない。

 卓越した文章力は必要ない。

 事実を簡潔にまとめられれば充分。

 

「書く」ことは「考える練習」になる

・頭の中でぼんやりと考えているだけでは出てこない言葉が、

 文章化することによりどんどん出てきて、

 混沌としていた物事が整理され

 潜在意識にあるものが顕在化してくる。

 「日記に書こう」という意識が出てくるので、

 見たもの聞いたものに注意が払われ    

 観察力も養われる。

 

将来の宣言をどんどん書こう

・書くことによって、いろいろなことが実現する。

 日記に書くことによって未来をつくっていく。

 日記の中で、自分と対話するようなかたちで、

 穏やかに進んでいく。

 

日記の読者は、未来の自分

・著者は、

 <日づけ>

 <起床時間と睡眠時間>

 <一日の行動記録を時系列に>

 <着想>を

 書いている。

 日記もその読者である未来の自分への「愛」を込めて書く。

 未来の自分が、「ここに書いてあってよかった」と

 思ってくれるようなことを、

 丁寧に正直にかいていけばいい。

 日記を書くことで、「自己内対話」がどんどん深まり、

 奥深いところ(前記の問いのプール)を見れるようになる。

 本当の答えというのは、自分の中にある。

 

日記は人生のサポーター

・自分の人生を切り開くことができるのは自分だけで、

 日記をつける習慣こそが

 人生を劇的に変える。

 

ほぼ日手帳に日記をつける習慣によって、私の何が変わるのか、

今から楽しみです。